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2012/02/06 / phonda

殺意の階層

「ストップ! エアコン温度差」

車の走行中に、車両に貼られたさまざまな種類のステッカーを見かける。軽いジョークもあれば、注意を促すもの、単なる趣味によるデコレーションなどがある。

「ストップ! エアコン温度差」は、メッセージ性の強さを一瞬だけ感じさせるが、咀嚼するほどに意味が分からない。車にステッカーを貼るのは、それなりに勇気を必要とする行為であると思う。

なぜそれ貼ってしまったのか。本人の資質が問われる。

最近あまり見かけなくなったが、「水曜どうでしょう」の番組ロゴステッカーや、浜崎あゆみ、矢沢永吉などのロゴは、趣味のアピールという同一ベクトルであり、害もなく、理解に苦しむこともない。

そして、「法定速度厳守車」というエクスキューズよりも、「手積みだョ!全員集合」や、最大積載量が「会社次第」や「ちょっとだけ」といった、トラック運転手のしょうもないジョークのほうが、話せる人という印象をもつ。

「ストップ! エアコン温度差」に話を戻そう。

この、仮にエコロジー目線だとしても、中途半端にエアコンだけで攻めてくる、腹を決めかねた感じ。しかも、その車はハイブリッドカーどころか、低排出ガス車の「★」すらひとつも見当たらないときている。

自分に協力できるのはエアコンの温度調節ぐらいで、まあ、じつは何もやっていないけど、そういう気持ちを持つことがスタートだし、みんなも自分の出来ることから始めようよ、と呼びかけでもしているつもりなのか。

今すぐ車のエンジンをとめて降りるか、さもなくば死んでくれ。

俺とお前の温度差はノンストップだよ!

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