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2012/01/25 / phonda

いい距離

たしか漫画の『伝染るんです』だったと思うのだが。

「距離マニアの人」というのが出てきて、何かと何かのへだたりを見ては、「おっ! いい距離!」と褒め称えるというギャグがあった。

僕は会社での昼休み、だいたい公園で本を読んでいる。その際、ベストな環境は、人がいなくて猫がいるという状況だ。

ご存知、のら猫は近寄られすぎることを嫌う。その点において、僕は猫に「禿同」であるため、公園で猫を見つけても、色めき立つことなく静かに近づき、自然と「おっ! いい距離!」で座ることができる。

会社では、自分の机とイスに意識を一体化し、1本の巨木から削り出された彫刻であるかのようにして、気配を悟らせないスペシャリストでもある。

完璧すぎる匠の技に、ランチに入った店では、注文した料理が出てこないこともしばしば。それ以前に、注文を聞きに来てもらえないことのほうが多い。

少しずつ、言っていて悲しくもなってきたが、僕の主張は、もっと多くの人々にこの「おっ! いい距離!」が理解され、体得されることを望むというものだ。

同漫画には、「一匹狼の会」というのもあるが、これはまたの機会にしよう。

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