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2011/11/07 / phonda

ライプニッツの風車小屋

「アリをゾンビ化させる菌」の動画を見ていた。

自然界はすごいなー。残酷で神秘的で象徴的で、生きることに迷いがないその世界の営みは、社会で起きているどんなことより、今の僕に多くのことを語りかけてくる。

あれを見てしまったら、人間界の弱肉強食なんて、軟式テニス部員たちのケンカぐらいのイメージになった。

昨今、何かっつうと、深く考えることなしに、「やっぱ直感ですよ」みたいなことを臆面もなく言う人間がいるが、あれは何を言わんとしているのかが分からず不気味である。

気づくと自分も言っていたりして、事態は闇に照らされている。菌にあやつられ、脳髄からカビを生やして死に絶えているアリの白濁した眼球が、まさに、「やっぱ直感ですよ」と言っているように見えて背中が寒くなった。

いや、直感、活かせてねえから。死んでっから。死人にシナチクだから。

インプットして、考えて、吐き出す、というサイクルに着火するのが「直感」だと僕は思うが、このサイクルを放棄して「直感、直感」と言われても、ガスの空っぽになった100円ライターが火花を散らせている様子にしか見えない。

昆虫のように、プログラムされた行動の単一モデルは強く美しいが、それゆえに付け入られると脆い。

だから僕はもっと、おっぱいとかチンコとか言って、カモフラージュしていこうと思う。

そっちか! ちなみに、軟式テニスに個人的な恨みはございません。偏見です。さーせん。

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