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2011/05/21 / phonda

「プラネタリウムはいかがでしょう?」

『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』(PSP)が、いろいろと良かった。

この作品の収益を、被災地に全額寄付するというメーカーの英断に、スッと3千円くらい出せないようでは中年ゲーマー失格なのである。

厳密にはゲームではなくて、選択肢も分岐もない、一本道のノベルもの。

戦争で荒廃した町を殺伐と渡り歩く主人公が、とある町のプラネタリウムにぽつんと1体だけ取り残された案内ロボットと出会うところから始まる。

このロボットが、いわゆる美少女キャラに該当するわけだが、非常に切ない物語で、お父さん胸が熱くなってしまった。

文明とは、人道とは、そして人間とは何か。それを美少女キャラの姿と一緒に心に刻むことができるいい作品だった。

読み終わるまで3〜4時間といったところ。やり込み要素もゼロなので、総プレイ時間からコストパフォーマンスを算出する人には「ぼったくり」と思われる短さではある。

その辺りは、ゲームをプレイするということの、その人なりの哲学によるものであろう。

2004年の作品だが、これを選定し、チャリティー版として販売したメーカーの判断はグッジョブと言うしかない。

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