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2011/03/15 / phonda

異邦人

被災地の人たちへ向けたメッセージや歌、絵、なかには、鶴を折ったという人もあったが。

そのどれも素晴らしいことじゃないか、と思った。そして、同時にそれは、自分自身の心を守り救うことでもあるのだろう。

僕もそうだが、みんなどこかフワフワとしたまま、生活をしているのではないか。

娯楽に興じる人に対して「不謹慎だ!」なんて怒っている人も、議論めいた話をしている人も、とにかく、何かをしていないと、おかしくなってしまいそうなのだろう。

まあ、なにも、気丈に振る舞うこともないじゃないか。逃げることも必要だ。

自分の経験から、失意のど真ん中にいる人は、優しさや励ましすら拒絶したい状態であることもある。

転載とか、ほんとは良くないのだけれど、これは、とある歌の歌詞。

僕はこの歌詞に救われたことがあった。

もし、誰かの、何かの一助にでもなれば。

 怒りや不安はただ 絶望に変わるだけ
 こんなところは出て行こう ブラジルへ行こう

 わずかばかりの畑 わずかばかりのお家
 わずかばかりの金に換え ブラジルへ行こう

 神戸の港はもう 移民たちの行列
 最後の希望を抱き 夢を求めて

 政治や軍隊とか 疑獄やストライキや
 何も見ない 聞きたくない ブラジルへ行こう

 世間的な欲望 世界の動きなんて
 関心も興味もないぜ ブラジルへ行こう

 ドラの音高くひびき テープが乱れ飛んで
 バンザイの声を背に 遠い旅だぜ

 ブラジルへ着いたなら ただ生きている事の
 その事のみのよろこびで 静かに暮らそう

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