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2011/02/11 / phonda

ハリウッド版『少年時代』として観る『ソーシャル・ネットワーク』

映画『ソーシャル・ネットワーク』を観てきた。

青春映画としても面白いし、自分のアイデアと信念を持って突き進む人間の話としても、いい映画だった。

以下は、この映画が示唆することを深読みしすぎた僕の、勝手な感想。

「いっやー、いい映画だったね! 君はどこが一番面白かった?」と心のなかで独りごとを言いながら1人で劇場をあとにし、帰路についたのだが、余韻に浸ろうとしたときに違和感があった。

この映画、登場人物が2人しかいない!

主人公と、親友。それだけだ。フラれた恋人も、邪魔者のボート部員も、救世主のようなショーン・パーカーも、幻影のようにぼやけてしまう。

実際のフェイスブックを作るにも、この映画のストーリー上でも、重要な役割は登場するが、核は2人だと思った。僕はそうやって観た。

それは、誰かが作った枠組みから外に出たいと、本当に願っていたのは主人公と親友だけだったから。

結局、最後に一人ぼっちになってしまうのも、この2人だけ。そこがとても人間的だと感じて、いい映画だなと思った。

あのラストで、タイトルが『ソーシャル・ネットワーク』という事に意味があるような気がした。

まだ観ていない人はぜひ。

きっと僕とは違う感想を持つだろうし、一様な感想を持つ必要のない映画である。

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