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2011/02/07 / phonda

あるいは、ギャラクシー★クエスト的(反)批評闘争

映画『ゾンビランド』を観たのである。僕は映画通ではないけれど、感じるところがあったので雑記。

まず、どんな映画かというと、ゾンビ映画でありつつ、基本的にはコメディと人間ドラマ。と、なんだかよく分からないのである。しかし、これが面白い。最後にはさわやかに感動もする。

先日、『ヤギと男と男と壁と』という映画を観たときにも感じた、謎の面白さ。低予算のB級映画のようないい加減さだけれど、超がつくほどの有名俳優が出ていたりして変なのである。

というか、めちゃくちゃで、アホなのである。それなのに最後には謎の感動と希望が残る。

去年は渾身の作品が多く、海外の王道エンターテイメント映画にガツーン!とやられた。

映画の底力を見せつけられたような、そんな印象だったのだけれど、いきなりこれである。

もしかして、映画にも日本のライトノベルのような動きがあるのかもしれないと思った。映画のなかに過去の有名な映画がメタとして出てきたり、雑草のようなたくましさがあるという点で、とても似ている。

70年代に音楽がハードロックからプログレへと技巧的かつ神経質に正統進化をしていく流れで、パンクが登場したことは、映画にも小説にもゲームにもすでに同じ現象が訪れて久しい。

そして再来するライトな反抗期。ライトノベルや『ゾンビランド』にはパンクほどの影響力やメインストリームを変えるほどの力はない。あるのは、愛されるべき一瞬のきらめき、とでもいうか。

そういうのを大事にするのもいいなーと、最近僕は思うのであります。

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